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Cruel Moon
■Cruel Moon / Buddy Miller
バディー・ミラーや奥方のジュディー・ミラーの事を知ったのは、だいぶ乗り遅れてからだけど、やっぱりオルタナ・カントリーのムーヴメントだった。ウィルコ、ウィスキータウン、マーヴェリックスなどイキのいい連中が、ルーツ音楽にリスペクトしたアーシーなロックンロールをやってると評判になったのは90'sの終わりごろ。そのムーヴメントを牽引した一人は大ヴェテランのエミルー・ハリスだったけど、エミルーのバック・バンドのスパイボーイのgがこのバディー・ミラー。「Cruel Moon」はハイトーンから出た99年のアルバム。近年はバディー&ジュリーとしての活動が多いが、ここではスティーヴ・アール、エミルー、アル・パーキンス(steel)らゲストを加えてのもの。もちろんジュリーのvoもフィーチャー。コステロ経由のパブロック的なナンバーもあって、今さらながらパブロックとルーツロックとの密接な関係に思いを馳せる。タイトル曲は、エミルーとのデュエットでなかなか感動的だ。
動画はやはりエミルーがらみなんだけど、これはロドニー・クロウェル曲。

これはグラムやエヴァリー兄弟もやった有名なバラード(ナザレスでヒット)