guy#2

テル・ミー+2(K2HD/紙ジャケット仕様)
■Some Guys Have All The Luck / Nicole Wills
ベアズヴィル末期の83年にひっそりとリリースされた東部産AORの傑作の1枚。元々ジョニー・アヴェレージ・バンド(ここのbのシェーン・フォンテインは後にローン・ジャスティスに参加するが、ピーターの弟、ミック・バラカンの変名)のvoだったニッキ・ウィルスが、アヴェレージ・バンドの同僚、ブライアン・ブリッグスことジョン・ホルブルックのprodで完成させた「Tell Me」は、ローレン・ウッド、ウォーレン・ジヴォン、トッド・ラングレン、カーラ・ボノフ、ジョン&ジョアンナ・ホール、アル・アンダーソンらのナンバーをカヴァーしたもので、今聞くといささかメロウすぎるきらいはあるが、当時はころがったなあ。確か帰省する途中に寄った御茶ノ水のシスコで買った覚え。
ロバート・パーマーロッド・スチュワートも歌った"Some Guys Have All The Luck"は、パースエイダーズが73年にヒットさせたナンバー(オリジナルは未聴だけど、このグループで思い出すのはプリテンダーズが取り上げた"A Thin Line Between Love And Hate")。