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■Motorway City / Hawkwind
リアルタイムで体験したホークウインドは、70's初期の全盛期ではなく、ホークローズを間に挟んで再結成された80年だった(その後現在まで、コンスタントに活動。リリースされたアルバムは3桁近い)。ホークローズが1枚残しただけで解散するとデイヴ・ブロック(g,vo)、サイモン・キング(ds)、ハーヴィー・ベインブリッジ(b,vo)は、ホークウインドを再結成。オリジナル・メンバーでデビュー作リリース後脱退したロイド・ラングトン(g)を9年ぶりに復帰させ、ゲストにゴングのティム・ブレイク(syn)を迎えて行ったツアーが盛況で、そのままブロンズと契約。「Live 1979」としてその模様はリリースされた。旧態然としたブリティッシュ・ロックがOld Waveと揶揄された時代だったが、ホークウインドのスピーディーなロックンロールは、若いパンクスだけでなく、NWOHMの萌芽に立ち会ったヘッドバンガーズにも熱狂的に支持され、このライヴ盤は全英チャートに久々に登場。A面に収められた「新し目の曲」の中に入っているこの"Motorway City"はキャッチーなハードロックで、synの使い方が空間的な広がりを感じさせる。結局キングの脱退後、ジンジャー・ベイカー(ds)を加えた「Levitations」('80)にもスタジオ・ヴァージョンは収められた。