ベスト・オブ・セレクト〜きよさん篇

パンディモニアム・シャドウ・ショウ(紙ジャケット仕様)
前回は多忙の為欠席でしたきよさんですが、復帰作のセレクトは「Best Os Beatles Song」
ビートルズのカヴァー曲と言えば、かつて風来坊さんのセレクトもありましたし、僕も作ってみた事はあったのだけど、無数のあるのでいろんな切り口がありますね。流石きよさんといった感じです。
ニルソンの1は隠し味的にビートルズ・ナンバーの一節が挿入されているもの(数えてみましたが、"She's A Woman"、"Drive My Car"、"恋のアドバイス"、"Good Day Sunshine"、"A Hard Days Night"、"I Want To Your Hold Your Hands"、"Day Tripper"、"Paperback Wrighter"、"Do You Want To Know A Secret"、"Yesterday"、"Strawberry Foelds Forever"と11曲はわかりましたが、もっとあるそう)2はキャッシー・マッコードのCTIに残したアシッド・フォークな作品から。すっかり忘れてました。3のヘヴン・バウンドは全く知りませんでした。なんでもバッファローのカヴァーもあるそうですね。4のキング姉妹も手持ちでした。初CD化となったM&Mのライナーは、結局このグループのこと、憶測でしか書いてなくて苦笑でした。5のランキンも手持ちでした。軽やかなスキャットが心地いいです。6,7といった守備範囲外のナンバーも楽しめます。arrの面では初聞きの際ビックリしたハーブ・ペダースンの8は見事なカントリー・ロック。9はマイケル・スタンレーですが、このもってまわったarrは昔から苦手です。思えば"Help"という曲は、パープルのヴァージョンといい、コテコテになる傾向あります。10,11はきよさんの真骨頂でもあるマイナー・プレスのフォーキーなsswですが、10は前に紹介された事あったでしょうか?聞き覚えがあります。マーク・ヘンリーもマイナーな人ではありますが、CD化もされてるので、そういうイメージではないです。12は心に沁みます。
きよさんの解説はここ