woman#2

Estate of Mind
■A Woman's Work Is Never Done / Evie Sands
長門芳郎さんのドリームズヴィル・レーベルは残念ながら閉鎖してしまいましたが、いくつもの隠れた名盤を復刻させてきました。バリー・マンの「Lay It All Out」
レイ・イット・オール・アウト フル・ムーン
フル・ムーンの唯一のアルバムなどが好例ですが、個人的にはイーヴィー・サンズのセカンド、「Estate Of Mind」('75)も忘れられません。イーヴィー・サンズはA&Mから自転車のジャケットでデビューした女性sswですが、彼女が最初にカヴァーしたナンバーは、後に他の誰かが取り上げ大ヒットする、という妙なジンクスを持っていました。"Angel Of The Morning"、"I Can't Let Go"、"Take Me For A Little While"などは皆、イーヴィーがオリジナル・ヴァージョンを歌っていました。さて、ソフトロックなファーストから、一転ブルー・アイド・ソウルと言うか、当時のコンテンポラリー・ソウルからの影響が大きい、セカンドは、デニス・ランバート&ブライアン・ポッターのレーベル、Haven(ディストリビュートはCapitol)から75年にリリースされました。バックには、ディーン・パークス(g)、デイヴィッド・ハンゲイト(b)、エド・グリーン(ds)、マイケル・オマーティアン(kb)、アーニー・ワッツ(sax)がバンド体制で参加。すさまじく歌をサポートする演奏を聞かせます。
冒頭を飾る"A Woman Work's Is Never Done"は、clavinetが印象的なファンキーなロックンロールで、パークスの弾きまくるgも痛快です。歌詞はアルバム全体にかなりきわどいラヴソング中心で、この辺もソウルの影響があります。
エステイト・オブ・マインド