song#3
- アーティスト: リック・ロバーツ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
- 発売日: 2001/08/29
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僕がリック・ロバーツの名前を知ったのはファイアフォールでした。気のいいおっちゃん然としたルックスとは裏腹の朗々たる歌声は、ファイアフォールのポップな面をうまく表していたと思います。ロバーツは、グラム・パーソンズ脱退後のフライング・ブリトウ・ブラザーズ(昔はバリットという表記でした)をまとめ、最初に解散するまでバンドに残った一人ですが、その時期のブリトウズは、スリルに欠けあまり好きではありませんでした。
ロバーツのソロは2枚あって、イーグルスのメンバーが参加したファーストの「Windmills」('72)はリアルタイムで紹介されましたが、2枚目の「She Is A Song」('73)は、一昨日のゲイリー・ライトと同様、78年のキングのロック名盤シリーズでやっと日本盤が出た次第です。
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とりわけスティルス色が濃い1枚で、スティルスの後継者に対する影響の大きさを感じさせます。ac-gとpercをリズミックに使い、すきまをorganやsteelが埋めるというマナサス的な音作りが今となっては貴重です。タイトル曲の"She Is A Song"は、ヴァイターリのfluteをフィーチャーした曲でどことなくネイティヴ・アメリカンの色合いを感じます。
その後スティルスのバンドを経て、ファイアフォールで成功を収めるのですが、ファイアフォール解散後、すっかり音沙汰でした。最近らしい動画がこれで、ランディ・マイズナーと一緒にやっております。dsはフールズ・ゴールドのロン・グライネル。