dancing#2

ヴェリー・ベスト・オブ・ミック・ジャガー

ヴェリー・ベスト・オブ・ミック・ジャガー

66■Dancing In The Streets / Mick Jagger & David Bowie
"Dancing In The Streets"は、マーサ&ザ・ヴァンデラスの60'sのモータウンのヒット曲です。"Heat Wave"と並ぶもう一つの代表曲。

いろいろな人がカヴァーしています。キンクスがセカンド「Kinda Kinks」('64)でカヴァーするのはモッズ賛歌として真っ当な気もします(ずいぶん後にコレクターズが日本語でカヴァーしていました)。ヴァン・ヘイレンもセカンドでカヴァー。

これは藤井フミヤをフィーチャーしたコレクターズ
珍しいところでは、67年のグレイトフル・デッドのヴァージョン。

で、85年に実現したミック・ジャガーとデイヴィッド・ボウイのデュエットは、当時なんかすごくバブルな感じを受けました(85年7月のLIVE AIDに向けてのシングルで、#1となりました)。84年のジャクソンズの"State Of Shock"でのvo参加といい、85年の初ソロ「She's The Boss」のリリースといい、ストーンズに距離を置いて(実際、キース・リチャーズとの確執が結構シリアスだったらしい)、対外活動を本格化したミック・ジャガーの動きには、当時まあどうでもよかったのですけど、ラジオやMTVではよく流れていました。
当時は英CBSから出ましたが、現行のCDはワーナーから。ビル・ラズウェルのprodとか時代を感じさせる部分も多いですが、ヒップ・ホップ・カルチャーのワザというのは、風化してゆくスピードが速い(またすぐに懐かしく新しい感覚になってゆくのですが)ですね。