city#2

恋のハート・ビート(紙ジャケット仕様)

恋のハート・ビート(紙ジャケット仕様)

86■Union City Blue / Blondie
MTV時代に先駆けてブロンディーは、楽曲と映像を組み合わせる事を行っていました。残念ながら本格的なヴィディオ・クリップの時代には、バンドは解散してしまいましたが。
当初はNYパンク的な扱いで紹介されたと思いますが、デビュー作「妖女ブロンディー」(すごい邦題だ!)は、パワー・ポップ的な音作りで、パンクと呼ぶには破綻していない真っ当な音でした。

妖女ブロンディ(紙ジャケット仕様)

妖女ブロンディ(紙ジャケット仕様)

Private StockからChrysalisに移籍して、リリースされた「Paralelle Lines」('78)から彼らの快進撃が始まりました。"Heart Of Glass"と"Sunday Girl"の2曲の#1(英)もあって、当時は本国以上にイギリスで人気があったようです。


この曲はトレイシー・ウルマンもかヴぁーしています。

デボラ・ハリー(vo)のキャラクターにも人気が集まりましたし、ヴィディオ映えする姿でもありました。この"Hangon' On The Telephone"は、NYのパワー・ポップ・バンド、ナーブスのカヴァーです。
「Paralelle」の延長線上にある「Eat To The Beat」('79)では、ほぼ全曲にヴィデオ・クリップがあるという、映像面での取り組みもすごいです。


この"Union City Blue"は、スペクター・サウンドをブロンディーの解釈でやった感じです。