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Robbie Robertson

Robbie Robertson

133■Somewhere Down The Crazy River / Robbie Robertson
「The Last Waltz」から10年、ロビー・ロバートソン待望の初ソロには大いに期待ことは事実です。87年といえば、再結成ザ・バンドの2度目に来日も終わり、やや新鮮味がうすれた時期です。前年にリチャード・マニュエル自殺の報せが届き、古いレコードに手が伸びたファンも多かったといいます。僕自身まだまだ買うのはLPでした。U2を手がけたダニアル・ラノワとの共同プロデュースで、Geffenからリリースされた「Robbie Robertson」は、それまで単発のサントラでいくつか聞く事が出来たロビーの歌をたっぷりと聞かせます。もちろん87年らしい打ち込みの音ですが、その辺はあまり気にしなかったなあ。マニュエルに捧げた"Fallen Angel"もいいですが、やはり”バックシートでリトル・ウィリー・ジョンを聞いている”という歌詞が印象的な"Somewher Down The Crazy River"が一番好きです。

このクリップは、マーティン・スコセッシが監督。
ロバートソンはこのあと「Storyville」('91)さらに2枚出していますが、このあたりで完全に興味がなくなってしまいました。