goodbye#3

Dangerous

Dangerous

142■Say Goodbye To Hollywood / Ronnie Spector
ロネッツ解散後のロニー・スペクターの動きをまとめてみました。
まずPhilles閉鎖後、スペクターのプロデュースでAppleから"Try Some Buy Some"('71)をリリース。これはジョージ・ハリスンの曲で、ジョージのヴァージョンは「Living In The Material World」に収められました。

その後ロニー・スペクター&ロネッツを別メンバーで結成、73年にBuddhaよりシングルを2枚出していますが、ヒットはしていません。僕は"Lover Lover"という曲が大好きなんで残念。Philles以前以後の音源を集めたコンピに入ってます。
Early Years  1961

Early Years 1961

76年にはビリー・ジョエルがロニーの為に書いたという"Say Goodbye To Hollywood"をカヴァー。E ストリート・バンドをバックにした演奏でした。

英TOP2の動画があるので、イギリスではヒットしたのかもしれません。リリースは米Epic。ビリー・ジョエルのヴァージョンを聞いた時にイントロがロネッツっぽいなあと思った事を覚えています。豪Ravenから出たひどいジャケットの編集盤に入っています(画像)。78年にはボニー・タイラーの"It's A Heartache"をカヴァーしています。
この2曲はここで。

80年にはテン・ホィール・ドライヴのジェニヤ・レイヴェンのプロデュースでPolishというインディーから「Siren」をリリース。実質の初ソロとなります。これはパンク系のミュージシャンをバックにしてのものですが、エルキー・ブルックスとピート・ゲイジが書いた"Happy Birthday Rock & Roll"のオールディーズ・マインドに泣かされます。
サイレン

サイレン

86年にエディー・マニーとの"Take Me Home Tonight"でふたたび注目され、Columbiaから「Unfinished Business」('87)をリリース。90'sに入るとロネッツ時代の音源がCD化され、正規のベストがAbkcoからリリースされました。再びパンク系(ラモーンズ人脈)のバッキングでEP「She Talks Me Rainbows」をリリース。
She Talks to Rainbows E.P.

She Talks to Rainbows E.P.

その後未聴ですが、「Something Gonna Happne」('03)、「Last Of Rock Stars」('06)が出ています。
Something's Gonna Happen

Something's Gonna Happen

Last of the Rock Stars

Last of the Rock Stars