guitar#2

Dan Madams / Bad Bass Feeling

Dan Madams / Bad Bass Feeling

169■Grumbling Guitar / The Other Two
現在英Aceから出ている「Girl With Guitars」('89)という60'sガールズのコンピCDとは別の内容の同名のLPがかつて英Impact(これもAceのサブレーベル)から出ていたことがありました。監修も同じミック・パトリックなので、ややこしいのですが、こちらは、Decca音源を使用、ゴールディー&ジンジャーブレッズ、オーキッズ、ヴァーノン・ガールズ、ベリル・マースデン、ダナ・ジレスピーらの歌が収められていました。タイトル通りギター・サウンドをまぶした60'sガールズのコンピですが、出来としてはこちらのLPの方がいいです。
GIRLS WITH GUITAR

GIRLS WITH GUITAR

Destroy That Boy!:More Girls With Guitars

Destroy That Boy!:More Girls With Guitars

記憶ではパイド・パイパーで「Girl Zone」('88)と一緒に買った覚え。目当てはベリル・マースデンでしたが、ベリルよりも印象に残ったルルの"I'll Come Running Over"とか、チャイムズの"Say It Again"だったりしました。
ジ・アザー・トゥー(The Other Two)の"グランブリング・ギター"(Grumbling Guitar)もその中の1曲で、キャロライン・アタードとジェマイマ・スミスのデュオです。この曲は、64年のデビュー・シングル、"I Wanna Be With You"のB面で、ビッグ・ジム・サリヴァンのトワンギンなgをフィーチャー。ちょうどデュアン・エディ&ザ・レベレッツ(昨日のダーレン・ラヴの項参照)の英国版のようなノヴェルティな1曲です。

アタードといえば、すっかり忘れていましたが、ピーター・フランプトンのいたハードのヘンリー・スピネッティが70'sに入って結成した、地味なフォークロックのストーリーテラーのvoでもあります。ハードのメンバーでストーリーテラーのオブザーヴァーだった、アンディ・ボウン(Mercuryに何枚か素晴らしいソロがあります)と結婚して、バンド解散後はエルトン・ジョンのツアーに参加した事もあります。