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Specials

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196■Too Much Too Young / The Specials
今でこそ「スカ」と言えばズンチャカズンチャカの陽気なビートがすぐに思い浮かびますが30年前には一般的ではありませんでした。ようやく「レゲエ」が「レガエ」と呼ばれなくなった頃です。コヴェントリー出身の白人黒人混成6人組スペシャルズは、デビュー曲"Gangstars"でレゲエの前身でもあるスカのビートを広く知らしめました。レーベルはChrysalis傘下の2-Toneで、おりしもマッドネス、ビート、セレクター、ボディ・スナッチャーズといったバンドが登場して79年は市松模様の2-Toneブームに沸きかえったのでした。
中心となったのはジェリー・ダマーズ(kb)とテリー・ホール(vo)で81年にはスペシャルAKAとファン・ボーイ・スリーに分裂してしまうこの両頭も、この頃はまだわだかまりはありません。
"Too Much Too Young"('80)は、オリジナルLPには未収録のシングルでCD化にあたってファーストに組み込まれました。全英#1となった彼らの勢いを感じる代表曲。こうやって動く姿をみるとそのハチャメチャぶりが楽しいです。精一杯オシャレした街のチンピラといったいでたち(それでも同時代の日本人のそれに比べると数倍オシャレです)もカッコいい。


彼らラストのシングルとなった"Ghost Town"('81)

分裂したスペシャルAKAの代表曲

こっちはFB3

FB3解散後ホールが結成したカラーフィールド