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1200 Curfews

1200 Curfews

249■Down By The River / Indigo Girls
インディゴ・ガールズは85年にジョージア州アトランタで結成された、エイミー・レイとエミリー・セイラーズのフォーク・ロック・デュオです。1000 マニアックスやスザンヌ・ヴェガトレイシー・チャップマンの成功でフォーキーなsswを探していたEpicと契約し89年にメジャー・デビューしています。90's、リリス・フェアなど女性シンガー、sswの活躍が伝えられましたが、僕はリアルタイムでは全く関心がなく、ネット仲間(hideto3.0さんだったりごうきさんだったり)の推薦で、ずいぶん遅れて幾人かを聞いた程度です。インディゴの二人もグレイトフル・デッドのトリビュート盤「Deadicated」に参加していた記憶があるのですが、あまり印象に残っていません。
94年の5枚目「Swamp Ophelia」が#9まで上がるヒットとなり、セールス的にも90's半ばがピークだったようです。「1200 Curfews」('95)は92年から95年までの各所でのライヴを集めたもので、2枚組ながら、何の知識もない僕ですら一気に聞かせるのは、勢いもあるでしょうが、やはりメロディアスだという事でしょう。サラ・リー(b)、ジェリー・マロッタ(ds〜オーリーンズにも参加した事があるスタジオ・ミュージシャンです)を加えた4人が基本線で、これにジェーン・スカーパントニ(cello)、スカーレット・リヴェラ(vn)、ミッシェル・マローン(mand,vo)が加わる事もあります。ディランの"Tangled Up In Blue"、ジョニ・ミッチェルの"River"など、オリジナルに交じってカヴァーが入っていてそれも憎い。"Down By The River"は、ニール・ヤングの初期の曲で、映画「いちご白書」でもかかってました。ディランのローリング・サンラー・レヴューに加わった事もあるジプシー・ヴァイオリンのリヴェラですが、なんとなくカンサスのライヴ盤を思い出してしまったり…