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エキゾチック・ミクスチャー?シングルズ

■Look Through The Eyes Of Fool / Roy Wood
第22回セレクト合戦は「Young Persons Guide To ○○」だけど、ロイ･ウッドで行く案もあったのです。結局没ったのは同じような曲が多い事と、商品として実際に売られてそうだったから。
ロイ･ウッドの事は萩原健太さんの番組で"See My baby Jive"（ウィザード）を聞いて好きになった。それまでまったく知らなかった人。といっても何枚も全英チャートの上位にヒットを送り込んだピークは72〜73年で、当時シングルは東芝から出てたはず。すさまじいメイクにやっぱり引いてしまうよね。ウッドは、ウィザードと並行してソロ名義でもシングルをリリース。ゴージャスな仮装大会風のウィザードに比べ、「Boulders」('71)の頃はアコ―スティックな手触りがありました。その後Warner Bros時代を経て、Jetに移籍。76年に出たセカンド「Mustard」では、モンドな作風のナンバー(シングルのB面がきまってモンドなインストだったのはフィル･スペクターへのオマージュでしょう)に交じって"Any Old Time Will Do"や"Look Through The Eyes Of Fool"といった美メロのオールディーズ風ナンバーが並んでいます。当時Jetは、ELOに力を入れていて、ウッドの方はほとんどプロモートされなかったといいます。