きよさんのヒックスヴィルセレクト
- アーティスト: HICKSVILLE,中森泰弘,加藤丈文,木暮晋也,松本隆
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 1999/06/19
- メディア: CD
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1 BUTTERFLY / ROTTEN HATS (『ROTTEN HATS』より)
2 LIMBO / ROTTEN HATS (『SUNSHINE』より)
3 (COULD IT BE) FOREVER / ROTTEN HATS (『SUNSHINE』より)
4 灰色の日々 / HICKSVILLE (『RIDER』より)
5 あたしのスウィート・ベイビー / HICKSVILLE (『TODAY』より)
6 夜間飛行 / HICKSVILLE (『TODAY』より)
7 バイバイ・ブルース / HICKSVILLE (『TODAY』より)
8 空色模様 / HICKSVILLE (『SUNSET BLVD.』より)
9 こんな晴れた日には / HICKSVILLE (『SUNSET BLVD.』より)
10 恋する青春 / HICKSVILLE (『SUNSET BLVD.』より)
11 雲のように / HICKSVILLE (「恋する青春」カップリング)
12 孤独な心臓 / HICKSVILLE (『MILEAGE』より)
ヒックスヴィルは今年で結成15年となるヴェテランですが、その間に出したCDはインディー時代の物をいれても4枚。ここ10年は新作を出していないという悠々自適ぶりです。ワウワウ・ヒッピーズの3人(高桑圭(b)、白根賢一(ds)、小暮晋也(g))、ガール・グループ、ペイズリー・ブルーの真城めぐみ(vo)、ハワイズの中森泰弘(g)と5/6がネオGS出身だったロッテン・ハッツ(事実上のリーダーは片寄明人(g,vo)だったようですが)が母体でした。ロバート・ワイアットのアルバムタイトルからつけたバンド名、さらに前述のネオGS*1という情報とは裏腹に、アメリカ寄りのアコースティックな、清々しい音が90's初めには妙に違和感ありました。結局2枚残してロッテン・ハッツは、片寄、高桑、白根組がグレート3、残りの3人がヒックスヴィルとなり解散しています。
ヒックスヴィルはバンド名がダン・ヒックスの曲名から取られた事で、明快なアメリカ音楽志向が当初はあり、インディーから出たCDではママ・キャスのナンバーやグレイトフル・デッドやバーズがあってたブルーズを取り上げていました。この頃のステージを僕は学園祭でよく見てましたが、ホフ・ディランやサニー・デイ・サービスとパッケージで廻る事が多かったように記憶しています(今では考えられない豪華な組み合わせですが)。
メジャーデビューとなった96年以後はゆっくりとですがCDをリリース。その後裏方としての仕事が増えた事もあって、新作はずっとお預けです。
きよさんのセレクトは真城ナンバーをロッテン・ハッツ時代から追っていますが、メジャー後の作品は打ち込みのリズム、dsの音が妙になじまなくて、ちょっと違うなあ…と感じてた事を思い出します。
それでも5,7は大好きですが…
ボーナス・ディスクはその裏方仕事がたっぷりフィーチャーされてて、そちらはまた後ほど…
きよさんの解説はここ