crying#3

Takin My Time

Takin My Time

■Everybody's Crying Mercy / Bonnie Raitt
またまたボニー・レイットかいな?というなかれ。77年の来日記念にリリースされた73年の「Takin' My Time」はジョン・ホールがprodした3枚目で、まだまだルーツ色が濃い1枚(次の「Streetlights」を挟んだ「Home Plate」からボニーのリンダ化計画が始まる)です。同時代のssw、ジャクソン・ブラウンランディ・ニューマン、エリック・カズ、ジョエル・ゾスの曲を取り上げていますが、ベーシックな部分はブルーズです。モーズ・アリソンの曲"Everybody's Cryin' Mercy"も渋い選曲です。
アリスンと言えば僕は90'sにピーター・バラカンがジョージー・フェイムがらみで放送で紹介してたの知りましたが、元々はジャズ・ピアニストで50'sから活躍しているモッズのアイドルでもあった人。フーやリモ・フォーの"Young Man Blues"、ヤードバーズの"I'm Not Talking"の作者です。