■■■ぼくは落ち着きがない:長嶋有(光文社)

ぼくは落ち着きがない

ぼくは落ち着きがない

これはおととし読んだっけ。これまた図書部vs文芸部の対決。たとえば

三部作で、まだ七瀬の活躍を読む事ができると知るときの、誰かの高揚を想像する

とか

自分は海外の文学ばかり読んでるわけじゃない。海外の文学は立派で高尚で、だからそれを読み込む人は作家になる、そういう見立てだとしたら、たくさん言葉を費やしてでも誤解を解きたい。

とか、本好きにはたまらないフレーズビシバシ。もちろんこの場合映画や音楽に置き換えてもらってもかまいません。