station#3

10019■Station Man / Fleetwood Mac

Kiln House

Kiln House

ピーター・グリーン(g,vo)が去り、ジェレミー・スペンサー(g,vo)とダニー・カーワン(g,vo)を中心に新しい方向に向け動き出した時期のフリートウッド・マックの1枚が、70年の「Kiln House」です。ジャケットの可愛らしいイラストは、元チキン・シャックでジョン・マクヴィー夫人のクリスティン、つまりクリスティン・マクヴィーなのですが、ここでは正式参加前でb-vo参加にとどまっています。ジェレミー・スペンサーと言う人はImmediateから変名で50'sスタイルのロックンロールなシングルを出してたりと、結構つかみどころのない人なんですが、ここでもバディー・ホリーに捧げた曲があったりします。
"Station Man"は新参加のカーワンのペンによるもので、この時代の演奏よりもむしろ、スティーヴィー・ニックスリンジー・バッキンガム参加当初のレパートリーとして知られています。とりわけ「Rumours」がリリースされるまでの75〜76年のステージではよく演奏されていました。