man#3

10021■The Man Of Constant Sorrow / Ginger Baker's Air Force

Ginger Baker's Air Force

Ginger Baker's Air Force

クリーム解散後、ジンジャー・ベイカーブラインド・フェイスに参加しますが、このスーパー・グループはあっけなく空中分解。ベイカーは、スティーヴ・ウィンウッド(kb,vo)、リック・グレッチ(b.vn)のBF組、フィル・シーメン(perc)、グラハム・ポンド(sax,vo)、デニー・レイン(g,vo)らとジンジャー・ベイカーズ・エア・フォースを結成します。当時はアフロロックとか言われてましたが、ワールド・ミュージックを通過した耳で聞くと、あくまでも白人ロック。トラフィックに近いムードがあります。ファーストは2枚組で70年1月のロンドンでのライヴ盤。ここからシングルになったもので、レイン(g,vo)、ウィンウッド(b)、ベイカー(ds)、グレッチ(vn)をフィーチャーしています。少なくともこの曲を聞くとアフロロックでも何でもないです。

ファーストリリース後有名どころがごそっと抜けてしまったのですが、セカンド「Air Force2」は71年にリリースされます。独ビート・クラブでの動画は、この時期のメンバーでグラハム・ボンドや夫人のダイ・ボンド(スチュワート)、後にスナフーのコリン・ギブソン(b)、後にアラン・ハル・バンドのケン・クラドック(kb,vo)、バド・ビードル、スティーヴ・グレゴリーらhornsをフィーチャーしています。