world#3

暗黒への挑戦

暗黒への挑戦

■That's The Way Of The World / Earth Wind & Fire
「All'N'All」('77)以降のEW&Fしか知らない僕はディスコ・バンドというイメージが強いです。けど思い出せば、洋楽聞き始めの頃ソウル・シーンですごいバンドがあるという噂を聞いた事があって、それがEW&Fだったのです。
デビューは71年Warner Brosからですが、有名になったのはメンバーを一新した72年のColumbia移籍後です。75年の「That's The Way Of The World」では"Shining Star"とこのタイトル曲が大ヒットして勢いに乗ります。後にフィル・コリンズのprodでソロを出すフィリップ・ベイリーのファルセットを生かしたvoとめくるめくメロウなサウンドは聞き物です。個人的にはヴァレリー・カーター(最初のソロもモーリス・ホワイトがColumbia傘下に設立したARCと言うレーベルからのリリースという噂でしたが、結局はARCというクレジットはありませんでした)のカヴァーも捨てがたい。