ヒンクレーズ・ヒーローズとはちがうのん?

Scrubbers Sesions

Scrubbers Sesions

■Steve Mariott's Scrubbers
第2期ハンブル・パイの最後は巷で評判が悪い(僕はそこまでひどくないと思うのですが)「Street Rats」('75)ですが、すでにこの時期にスティーヴ・マリオット(vo,g,b,ds,harp)は、パイのグレッグ・リドレー(b,vo,ds)、元ジョディ・グラインドのティム・ヒンクレー(kb,vo,g)とスクラバーズなるバンドを立ち上げていました。ゲストとして元キング・クリムゾンのボズ(b)、イアン・ウォーレス(ds)、メル・コリンズ(sax)、パイのデイヴ・クレムソン(g)、BJ・コール(steel)、パイのコーラス隊だったヴェネッタ・フィールズとクライディー・キング(vo)が参加。レコーディングされましたがA&Mに拒否され長らくオクラ入りとなっていましたが、96年に独RepertoireよりCD化。その後パッケージを変えて何度か再発されています。まあお気軽なセッションなので、肩の力を抜いた演奏が楽しめますし、サム・クック、ボ・ディドリーからロネッツまでのカヴァーが楽しいです
手持ちはRepertoire盤でREP4603WP。
ジョディ・グラインド出身でヴィネガー・ジョーにも加わったヒンクレーは、その後ヒンクレーズ・ヒーローズというセッション形式のプロジェクトをスタートさせていて、ボズやコリンズは常連。ロジャー・チャップマン(vo〜ストリートウォ―カーズ)、マイク・パトゥ(vo〜パトゥ)、ヘンリー・マックロウ(g)、ポリ・パーマー(perc)、ミッチ・ミッチェル(ds)らが参加しています。そういう英ロックかと思ったら実際の音は結構違うようです。
Little Bit of Soul

Little Bit of Soul