#24-2〜ロイヤルさん篇

Wildest Organ In Town / Club Meeting

Wildest Organ In Town / Club Meeting

DJがフロアを沸かせそうな12曲がセレクトされたロイヤルさんのインストものです。なんといっても(1)。アフロ・ブルーズ・クィンテットの"Liberation"。軽やかなfluteとvibeが印象的ですが、後半どんどん泥くさくなってゆくのが面白いです。60's後半のLAのラテン・ジャズ・バンドとのこと。(4)は沸騰しそうなくらい熱いorganが印象的です。ビリー・プレストンの「Wildest Organ In Town」('66)から。クールなスキャットが素晴らしいバーバラ・ムーアの(5)も好きです。今回唯一知ってる曲がブッカー&ザ・MG'sの(6)"Slim Jenkins Joint"です。まったくもって私的な話ですが、大学生の頃ですから80's後半です。先輩から廻ってきた国産Uヴィデオには、ご丁寧にBGMが付いていて、それがこの曲と"Green Onion"、"Hip Hug Her"とMG'sばかりでした。そんなところに凝らなくても…と思った覚えがあります。そしてキャリオカの(9)。フュージョンのブームでしたから、大学の頃どこかで耳にしたような音です。(11)もそう。増尾好秋の「Sailing Wonder」から。もう覚えてませんけど必ず耳にしたはずです。

ロイヤルさんご本人の解説はここ