#24-4〜きよさん篇

Third Down 110 to Go

Third Down 110 to Go

おそらくはフォーキーな選曲になるだろうと予想していましたが、allウッドストッカーですか…
(2)はビストロ・スマップにも流れそうな流暢なアコギもの。これはAORにも通じる心地よさですねえ。マッド・エイカーズのアーティーとパット・アルジャーの共演。プー横町のレーベルからCD化されたトム・アクステンスの(3)のゆったり系で心地いい。
セバスチャンのJ-Bandの(6)も陽だまり系ですね。きよさんのすごいところは同時代のウッドストッカーまでチェックしてるところでしょうか。ジェシ・ウィンチェスターというとファーストばかりなので少々うんざりなのです。(7)はセカンドからですが、これの素晴らしさ忘れてました。そういえば昔持ってたのは僕には珍しくワーナーからの日本盤LPでした。(8)はサイモンのシンプルなピアノもの。来日公演でもやってくれました。(9)はデイヴィッド・サンボーンでこっちのヴァージョンは初めて聞きます。(11)も久しぶりにききますね。エイモス・ギャレットには珍しくファンキーな味わいもあります。アーティーの(12)も初聞きですが、セバスチャンのharpがいいですね。そしてマッド・エイカーズというかバタフィールド&セバスチャンの(13)ですけど、僕も最初候補に入ってましたよ。僕がこのLPを初めて聞いたのは80's半ばで、まだカタログに残ってたトリオの日本盤LPをN潟のフツーのレコ屋にカタログ見て注文した事を思い出します。その店ではスタイル・カウンシルネオアコの12"(そういうものは置いてあった)をよく買ってたので、びっくりされた覚えがあります。
そして(1)は、"Just When I Needed You Most"(なんと女々しい歌!とはマイミクのMonaさんの意見)のもう一つのオリジナル、トニー・ウィルソンのヴァージョンです。元ホット・チョコレートといった方が通りがいいでしょうか。70'sには英国で活動、RAKからヒットを出してました。ストーリーズの"Brother Louie"のオリジネーターでもあります。

きよさんの解説はここ