#24-7〜satou bさん篇

Full House

Full House

「独特のbワールド」というのはSHINODAさんの名言ですが、今回も炸裂しています。
(1)はおなじみ"Amazing Grace"ですが、CHIHANAという日本人女性のdobroによるもの。これが水をうったような静けさが漂う名演。(2)はDirty Linenという英国バンド。dobroとflのマッチ感覚がいいです。ゴングの「Shamal」は僕も好きな1枚で、混沌期ならではの味わいがありますね。似非東洋趣味の(3)は"Bambooji"です。(4)はミッキー・ハートがprodした鼓童。これも意外。(5)はフェアポートの「Full House」から、踊りだしたくなるようなダンス・チューンです。つながりで(6)はデイヴ・スワブリックとマーティン・カーシーの共演。(7)はアイルランドのルナサでこれも楽しい。ここから無国籍になりますが、どれもルーツにあるのはトラディショナル・フォークです。
(12)はご子息のバンド音源からということですが、好きです。ガチャガチャしたホーンズが「Island」の頃のクリムゾンを思い出したり("Formenterra Lady"の地下室のジャムセッションの感じ)します。というとご子息はイアン・ウォーレスか。最初の感じはドゥルッティ・コラムな印象でしたが。