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マッドマン(紙ジャケット仕様)

マッドマン(紙ジャケット仕様)

■Tiny Dancer / Elton John
71年に出たエルトン・ジョン5枚目の「Madman Across The Water」(DJM)は、初期のssw的なムードの終焉を告げる1枚として知られています。レーベル・メイトのフックフットのメンバー(ロジャー・ポウプ(ds)、デイヴィッド・グローヴァー(b)、カレブ・クウェー(g))にディー・マレイ(b)、ナイジェル・オルソン(ds)、デイヴィー・ジョンストン(g)といった黄金期のエルトン・バンドのメンバーが参加しています。"Tiny Dancer"は、作詞家バーニー・トウピン夫人のマキシン(実際ダンサーだった)に捧げられたミディアム調のナンバーで、BJ・コールのsteelが印象的なカントリー・ロックです。コーラスにはレズリー・ダンカン、スー&サニー、バリー・セント・ジョン、ライザ・ストライクらが参加。#51まで上がった中ヒットで、"Levon"(この名前はリヴォン・ヘルムから取られてるらしい)の方が#24とヒットしています。アルバム全体に言える事ですが、ポール・バックマスターのストリングスが大きく入ってて、やや興ざめの部分はあります(もちろん好みの問題ですが)。

映画「あの頃ペニー・レインと」でこれが流れた場面は人気があります。