morning#2

Barclay James Harvest

Barclay James Harvest

■Early Morning / Barclay James Harvest
バークレイ・ジェームズ・ハーヴェストは叙情派のプログレとして一部で根強い支持を受けてると聞きますが、リアルタイムでは(BJHは現在もドイツを中心に活動中とか)ほとんど聞いた事がなく、ラジオでも雑誌でも(Fool's Mate誌でも)記事を見た覚えはありませんでした。但しポリドールから出た分は広告はよく見かけましたね。00年に出たParlophone〜Harvest時代のベスト盤を聞いて、プログレというよりはビートルズ・フォロワー的な部分が意外とあってびっくりしたのですが、もちろんメロディアスでシンフォニックな部分はあります。
ジョン・リーズ(g,vo)、レス・ホルロイド(b,vo)、ウーリー・ウルステンホルム(kb,vo)、メル・プリチャード(ds)の4人組で、69年にParlophoneからデビュー。
そのデビューシングルは、ノーマン・ハリケーン・スミスがprodした"Brother Thrush"で、スミスからみでどうしてもピンク・フロイドを思い出してしまいます。それも優しげなムードの。この"Early Morning"もイントロの重厚なmelotronが、とても69年のサイケ(当時こういったものはすべてサイケとされてましたが)のレベルを超えてます。
バンドは74年の5th「Everyone Is Everybody Else」よりPolydorに移籍。