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Makin Time

Makin Time

■Every Single Day / Makin' Time
85年にStiff傘下のCountdownからデビューしたネオ・モッズの4人組がメイキン・タイムです。このデビュー盤「Rhythm And Soul」は名盤で大学時代結構熱心に聞きこんだ覚えです。後にシャーラタンズのマーティン・ブラント(b)、マーク・マクゴウンデン(g,vo)、フェイ・ホーラム(kb,vo)、ニール・クリスロウ(ds)の4人組で男女のvoがからむナンバーの心地よさよ。ちょうどCDの普及直前で、過去のカタログが熱心に再発され始めた頃なので、メンバー自身好きだった60'sのビートもの、R&Bをたっぷり吸収してオリジナルを書き上げています。

低音のフェイのパンチの利いたvoとorganが印象的で、時折Motownのリズムパターンをいただいた曲を挟んでいます。シングルとなった"Here Is My Number"、"Stop This Cryin' Inside"、そしてこの"Every Single day"もそうかな。"Only Time Will Tell"ではルーモアのhornsが参加。また元レコーズのウィル・バーチがprodで、キンクスのあまり知られていない"I Gotta Move"をカヴァーしてるセンスも濃いです。
このファーストはかつてはセンチュリーよりCD化されていましたが廃盤。現在はBig Beatのコンピがあります。レーベルをインディーのReady To Eatに移した、セカンド「No Lamps Fat Or Gristle Guranteeed」の後解散しています。
ノー・ランプス・オブ・ファット・オア・グリッスル...

ノー・ランプス・オブ・ファット・オア・グリッスル...



というわけで、イアン・マシューズから始まってメイキン・タイムで終わりました。見てくださってる方々今年もありがとうございました。7年目を迎えるはてなダイアリーですが、来年もよろしくお願いします。