Beck,Jeff(ジェフ・ベック)

a■■Truth('68)
b■■Rough And Ready('71)
c■■■■Blow By Blow('75)

Blow By Blow

Blow By Blow

d■■Wired('76)
e■There And Back('80)
f■■The Late 60's With Rod Stewart(')
ヤードバーズの2代目ギタリスト。現在も独自の路線で活躍中なのはあっぱれ。歌う事が少ないのでとりわけテクニカルな面での評価が高い。aはロッド・スチュワート(vo)、ロン・ウッド(b)、ミック・ウォーラー(ds)による第1期。fはこれと「Beck-Ola」とシングル曲のコンピで、ベックが歌う(当時こういったポップ曲のおかげでバンドメンバーの給料を払っていた)"Tallyman"、渋い"I've Been Drinking"を含む。

ファンキーになった第2期bは、クライヴ・シャーマン(b)、ボブ・テンチ(vo)、マックス・ミドルトン(kb)、コージー・パウエル(ds)によるもの。この路線ではセールスに結び付かなかったのでハードロック路線のBB&Aを結成し、日本では高い評価を受けるが、個人的には?(ヴァニラ・ファッジのティム・ボガート(b,vo)、カーマイン・アピス(ds)のパワー・トリオ)。

再びファンキー路線となったc以降では、voへの依存を捨てクロスオーヴァーのブームにも乗って大成功した。eはフュージョン三部作(ライヴを入れると4枚になるが)の最終作でこれ以降しばしの沈黙となり、曲によってはゲストvoが入る「Flash」が出たのは5年後だった。