Black Sabbath(ブラック・サバス)

まともな形でブラック・サバスを聞いたことないのは暗い、重いというイメージゆえに。駆け足でおさらいしてみると、バーミンガムで結成された4人組ヘヴィ・ロック。ギーザー・バトラー(b)、トニー・アイオミ(g)、オジー・オズボーン(vo)、ビル・ワード(ds)がメンバー。悪魔崇拝などオカルト的なイメージを打ち出した。デビュー作「Black Sabbath」('70,Vertigo)はキーフのジャケットが素晴らしい。71年には"Paranoid"がヒット(#3)しファン層が拡大するが、空気が淀んだ、濃厚な世界は常に固定ファンがついている。

Black Sabbath

Black Sabbath


"Paranoid"

中期の名曲"Sabbath Bloody Sabbath"
80年に脱退したオズボーンに代わって参加した元レインボーのロニー・ジェイムズ・ディオをフィーチャーした「Heaven & Hell」で存在感を示すが、その後イアン・ギラン、グレン・ヒューズも加わる等なんか一貫性がない。