ゲイリー・ムーア(1952-2011)


ゲイリー・ムーアがスペインのホテルにて心臓発作のため死亡という記事を読みました。
去年だったか来日のニュースを聞いたことあるのでびっくりです。北アイルランド出身で、スキッド・ロウ、シン・リジーゲイリー・ムーア・バンド、コロシアム2(当時はギャリー・ムーアと表記)など通好みのバンドに所属。その名前を大いに売ったのは79年MCAから出した2枚目のソロ(1枚目はゲイリー・ムーア・バンド名義)「Back On The Streets」でした。折しもムーアが加わったリジーは「Black Rose」でブレイク。新しいタイプのハードロック・ギタリストとしてギター・ファンから注目されました。ハードロックに逆風が吹いていた頃でしたが、まもなくNWOHMのブームも追い風となり、80's日本でもお客さんを集める事が出来る存在として一目置かれたでした。それはホワイトスネイクから脱退したイアン・ペイス(ds)とニール・マレイ(b)がバンドに加わったり、ブルーズを追及したアルバムが全英チャートの#1となったり、敬愛するピーター・グリーンのカムバックのきっかけになった事からもわかります。

ご冥福をお祈りします。