hope#2

What's Wrong With This Picture

What's Wrong With This Picture

■Hope You Feel Good / Andrew Gold
かつて「自画像」という邦題で出たアンドリュー・ゴールドのセカンドは「What's Wrong With This Picture?」という原題でかなり難しい間違い探しジャケット。LPサイズならともかくCDサイズでは分からないです。リンダ・ロンシュタット・バンドから独立して75年にソロデビュー。僕が最初に聞いたのは3枚目でしたけど、初期の2枚は80's半ばから急に入手困難となり、1stなんか大した出来ではないけど結構な(僕としては)値で買いました。この2ndはどうだったかな。
ラス・カンケル(ds)、ケニー・エドワーズ(b)、ワディ・ワクテル(g)というある時期のLAを代表する面々による乾いた音です。ゴールドの場合バックグラウンドにビートルズの影がストレートにあるので、Asylumのsswの中では最もポップ・ロック寄りのスタンスです。それが如実に表れたのがヒット曲の"Lonely Boy"であり、この"Hope You Feel Good"でしょう。アルバムにはマンフレッド・マンで知られる"Do Wah Diddy Diddy"のカヴァーもあってこの乾き加減もなかなかです。

ワディ、ダン・ダグモア(g)、エドワーズ(b)、マイク・ボッツ(ds)、ブロック・ウォルシュ(kb,vo)、ゴールド(p,vo)でしょうか?