still#2

- アーティスト: パメラ・ポランド
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2006/10/18
- メディア: CD
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パメラ・ポランドはその昔伝説的なsswでした。カリフォルニアのオレンジ・カウンティのフォーク・シーンではジャクソン・ブラウンの先輩で、グレッグ・コープランドのGFとしてジャクソンの評伝で名前を知りました。60's末にはジェントル・ソウルというデュオで夢幻的なソフトロックをやっていましたが、解散後バーズに書いた"Tulsa County Blue"で知られるようになり、ジョー・コッカーのマッド・ドッグス&イングリッシュ・メンのコーラス隊としてツアーに加わりました。
ポランドの初ソロが72年に出た「Pamela Polland」(Columbia)です。基本線はカリフォルニア産らしいあたたかなメロディーのフォークロックで時折り南部の風を運んでくるルーツロック的なものも感じさせます(この辺はローラ・アランやカーラ・ボノフのそれぞれ1枚目、ウェンディ・ウォルドマンの諸作に脈々と受け継がれています)。
"Out Of May Hands Still In My Heart"は、ナッシュヴィル録音でノーバート・プットナムのprod。そこはかとない白人ソウルの感じがうれしいです。
73年にはロンドンへ渡りガス・ダッジョンのprodでセカンドを録音しましたが結局オクラ入りになっています。