Butterfield Blues Band(バターフィールド・ブルーズ・バンド)

Butterfield Blues Band

Butterfield Blues Band

a■■■Paul Butterfield Blues Band('65)
b■■East West('66)
c■■In My Own Dream('68)
d■Keep On Moving('69)
e■■Sometime I Feel Like Smilin'('71)
f■Lost Elektra Sessions(')
g■Strawberry Jam(')
h■■Anthology(')
白人によるホワイトブルーズの最高峰の一つ。シカゴで結成され64年にElektraと契約。有名なコンピ「What's Shakin'」前後の初音源がf。
Original Lost Elektra Sessions

Original Lost Elektra Sessions

で、ジェローム・アーノルド(b)、マイク・ブルームフィールド(g)、マーク・ナフタリン(kb)、エルヴィン・ビショップ(g)、サム・レイ(ds)にバターフィールド(harp,vo)というラインナップでaをリリース。今から聞くと結構ビートが利いててカッコいい。

長尺のタイトル曲のbを推す人もいるが個人的には切れのよさでa。ブルームフィールドが辞め、ジーン・ディンウィドゥル(sax,vo)、デイヴッド・サンボーン(sax)らホーンズが加わったのが3枚目「Resurrection Of Pigboy Crabshaw」('68)で管入りのブルーズ・バンドというのはそれまで例を見ないユニークなものだった。4thのcではインド的なタイトル曲を含め異色なムード。ビショップが去り、バジー・フェイトン(g)が加わったのがdでウッドストックにも出演。

70年の「Live」と最終作eにはラルフ・ウォルシュ(g)が参加。フェイトン、フィリップ・ウィルソン(ds)、ディンウィドゥルらが結成したフル・ムーンは、とてもブルーズ・バンド出身者が組むバンドとは思えず、それがBBBのユニークさを表してた気もする。gも発掘音源。