Beau Brummels(ボー・ブラメルズ)

Beau Brummels 66

Beau Brummels 66

a■■'66('66)
b■Triangle('67)
c■Bradleys Barn('68)
d■Live!('00)
シスコ・サウンドと呼ばれたバンドの多くが66〜69年デビューしていますが、サマー・オブ・ラヴ以前のシスコ・サウンドはやはりガレージ的な音から始まっていたようです。
トム・ドナヒューが設立したAutumnというインディー・レーベルは、65年頃から地元シスコのビート・バンドを紹介していました。65年に"Laugh Laugh"(#15),"Just A Little"(#9)のヒットを放ったボー・ブラメルズもこのレーベル出身で、シルヴェスター・スチュワート(後にスライ・ストーン)のprodでした。

ブリティッシュ・インヴェイジョンへのシスコからの回答とか、バーズよりも早くフォークロックを演奏したという説もあります。サル・ヴァレンティノ(vo)、ロン・エリオット(g,vo)、ロン・ミーガー(b)、ジョン・ピーターセン(ds)の4人組です。Autumn閉鎖後Warner Brosへ移籍。シスコ出身でありながら、WB時代はバーバンク・サウンドの色が濃くなってゆくのがおもしろい。aは文字通り66年にヒット曲んラフなカヴァーで技巧的になってゆく後期よりも個人的には清々しい。bcはハーパーズ・ビザール同様バーバンク・サウンドのサンプルになったもの。過剰なarrが今となっては少し引く。Autumn時代の音源はRhinoが80'sに素早くコンパイル
Introducing the Beau B

Introducing the Beau B

70年に解散後、エリオットはソロを経てパンへ。ヴァレンティのはストーングランド、ジャイアンツへ。70's半ばに再結成して1枚出してますが、その時期のライヴが発掘されたd。