Carter,Carlene(カーリーン・カーター)

Carlene Carter / Blue Nun

Carlene Carter / Blue Nun

a■■Carlene Carter('78)
b■Two Sides To Every Woman('79)
c■■■Musical Shape('80)
d■■Blue Nun('81)
米国カントリー・シーンの名門、カーター・ファミリーのジューン・カーターを母に、ジョニー・キャッシュを義父に持つカーレン・カーターは、現在こそカントリー・シーンに戻ってますが、aで78年Warner Brosからデビューした際(23歳でした)はロック世代らしく元ブリンズレー・シュワーツのボブ・アンドリューズがprod、バックは当時アンドリューズが参加していたザ・ルーモアが担当しています。3番目の旦那となったニック・ロウとはここで知り合ったようです。79年のセカンドbはパブロック臭が少ないですが、80年の3枚目cでは、カントリーとロックンロールが見事に融合したサウンドを聞かせます。prodはニック・ロウ(b,vo)で、デイヴ・エドモンズ(g,vo)、テリー・ウィリアムス(ds)、ビリー・ブレムナー(g)によるロックパイルがバックを担当。他にはヒューイ・ルイス&ザ・ニュースのシーン・ホッパー(kb)、クローヴァー〜ドゥービー・ブラザーズのジョン・マクフィー(g)も参加しています。
とりわけ"Cry"、"Madness"と続くA面の軽快な感じが魅力です。リチャード・ドブソンのカントリー・クラシック"Baby Ride Easy"をエドモンズとのデュエットで聞かせます。


それにしてもすごい美人です。しかもエロさを感じさせる部分もあって高校時代、デボラ・ハリーとこの人はひそかなアイドルだった事を思い出します。"Too Bad About Sandy"は、やや歌謡ロック的なメロディーが気にはなりますけど、いいメロディです。