City(シティ)

夢語り(紙ジャケット仕様)

夢語り(紙ジャケット仕様)

■■Now That Everything's Been Said('67)
58年にシンガーとしてABC Paramountからデビューしたキャロル・キングは、62年にDemensionへ移籍し"It Might As Well Rain Until September"をヒットさせます。当時から既に旦那のゲリー・ゴフィンと組んでソングライターとしても活動。その後一旦シンガーとしての道はあきらめますが、67年にジム・ゴードン(ds)をゲストに、フライング・マシーンのダニー・クーチ(g)、ミドル・クラスのチャールズ・ラーキー(b)とで結成したのが、ザ・シティです。93年に世界初CD化された日本盤は「夢語り」という邦題が付いていました。リリースはOdeでCBSからA&Mに発売権が移った頃で市場に出回った枚数が少なかったこともあって長らく入手困難な1枚でした。僕が初めて買ったのはモノクロジャケのブートでしたので、カラーによるオリジナルジャケには違和感があります。内容はデモテープの様なシンプルな作り。"Snow Queen"、"Hi-De-Ho"などが聴けます。タイトル曲はスプリングがカヴァー。