Chicken Shack(チキン・シャック)

サウンズ・オブ・ブルーを母体とした英ブルーズ・ロック。中心人物はスタン・ウェッブ(g,vo)とクリスティン・パーフェクト(kb,vo)。この2人にアンディ・シルヴェスター(b)、デイヴ・ビドウェル(ds)が加わった形でBlue Horizonから67年にデビュー。69年にエッタ・ジェイムズのカヴァー"I'd Rather Go Blind"が#14まで上がるヒットとなったが、これは何故かクリスティンのソロに収録。クリスティンがジョン・マクヴィート結婚するためバンドを辞めるとポール・レイモンド(kb)が参加するが71年にはウェッブ以外の3人がサヴォイ・ブラウンに参加し脱退。

以後はウェッブのソロ・プロジェクトに近いスタイルとなり、ジョン・グラスコック(b〜後にジェスロ・タル)が加わった「Imagination Lady」('71,Deram)はかなりハードロック寄り。以後ボブ・デイズリー(後にレインボー)、アラン・パウエル(後にホークウインド)、デイヴ・ウィルキンソン(後にストレッチ)らメンバーは流動的だが73年にライヴ盤を残し解散。ウルトラCでウェッブはサヴォイ・ブラウンに加わるトリプルgとなった「Boogie Brothers」('74)を出した後、何事もなかったようにシャックを再結成する。

Ok Ken

Ok Ken

このジャケットは結構インパクトあり。