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Where We All Belong

Where We All Belong

■In My Own Way / The Marshall Tucker Band
リフレッシュして再開。マーシャル・タッカー・バンドの74年の3枚目「Where We All Belong」(Capricorn)はスタジオとライヴが一緒になった2枚組で初期の代表作に数えられます。いつも書いてることですが、ブルーズが希薄な珍しいサザン・ロック・バンドだこと。その分ジャズとカントリーからの影響が大きいです。この2枚組のスタジオ・サイドは、チャーリー・ダニエルズ(fdl)、エルヴィン・ビショップ(g)とそのバンドのジョニー・ヴェルナッザ(g)らがゲストに加わっています。めんたんぴんを思い出す"In My Own Way"は、ゆるやかなカントリー・ロックで、ポール・ホーンズビー(prodも担当)のpianoに乗せ歌われる心地よい曲です。サム・マクファーソンのharp、ジェリー・ユーバンクスのflute、ダニエルズのfdlがいいアクセントになっています。この曲とジョン・ウェインを歌ったといわれる冒頭の"This Ol' Cowboy"が最高です。