own#3

SMALL FACES-40TH ANNIVERS

SMALL FACES-40TH ANNIVERS

■Grow Your Own / Small Faces
久々にDecca時代のスモール・フェイシズを聞きました。後年のサイケデリックな時代とはまた別で武骨なまでのビート・ナンバーが清々しさを感じさせます。65年に"What'cha Gonna Do About It"でデビューしたスモール・フェイシズは、66年に同名のデビュー作をリリース。フェイシズ時代はエレピのイメージがある、イアン・マクレガンがorgan弾きまくってる姿が印象的なモッドな1枚です。ヒット曲"Sha La La La La La Lee"(#3)をメインにコンパイルした12曲で、ブルージーな"You Need Loving"もありますが、基本的にストレートなビート〜R&Bものです。時折挟まれるインストは、当時のorgan付き英R&Bバンドが影響を受けなかったはずがないブッカー・T&MG'sタイプの物で、"Grow Your Own"も"Own Up Time"もざらついたトーンのorganを大きくフィーチャーしています。