night#2
- アーティスト: ピート・ヨーク・パーカッション・バンド
- 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
- 発売日: 2000/02/16
- メディア: CD
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スペンサー・デイヴィス・グループのds、ピート・ヨークは、SDG解散後スティーヴ・ウィンウッドの後任として参加したエディ・ハーディンとのハーディン&ヨークの活動も知られていますが、72年に「Pete York Percussion Band」(Decca)というソロを出しています。パープルのイアン・ペイスがprodした事で昔から存在は知っていましたが、こんな音だったとは。まあジャズ・ロックという認識はありましたが… ヨーク(ds,perc)、スティーヴ・ファーン(g,vo)、ロジャー・マンズ(el-p,tb,cl)、ビル・コールマン(b,el-p)、メル・ソウプ(sax,cl,fl)というラインナップ。歌ものがあるとは想像もしてませんでしたが、なんとなく中途半端。dsのソロらしくもっとパーカッシヴなものを(バンド名にもあるし)期待したのですけど、見事に外されました。ロックというよりは完全にジャズ。kbがel-pのみというのもマイナス。
"Cold Night In The City"は、ファーンのvoをフィーチャーしたちょいファンキーな感じの物でトニー・アシュトンがよくやるようなビッグ・バンド・ロックに近いです。SDG時代のカヴァー"Keep On Running"もこれといって芸がないのです。