Eternity's Children(エターニティーズ・チルドレン)

Eternity's Children

Eternity's Children

a■■Eternity's Children('99)
b■The Lost Sessions('03)
一時期はソフトロックの最高峰と思ってたけど(最近はそうでもないかな、とも思う)とにかく英Rev-Olaが99年にCD化した時は事件でした。ブルース・ブラックマン(kb)、ロイ・ウィテッカー(ds)が65年にチャーリー・ロス(b)、ジェリー・バウンズ(g)、ジョニー・ウォーカー(g)と組んだファントムスが前身。チャーリー・リッチやB.J.トーマスらのバックを務めながら活動し、リンダ・ロウリー(vo)が加わりバンド名をエターニティーズ・チルドレンと改名。67年にはLAにやってきてA&Mと契約。シングル1枚レコーディングされたがオクラ入り。ただしそのシングルを聞いた元ミュージック・マシーンのキース・オルスンとカート・ベッチャーがprodしての新たなレコーディングが進められ、Capitol傘下のTowerから「Etenity's Children」('68)をリリース。名曲"Mrs.Bluebird"(#69)や"You Know I've Found A Way"を含むがやや粗い。

レコーディング中にブラックマン、ウォーカー、バウンズが辞め、マイク・マクレイン(kb)が参加したためジャケットには4人しか写っていない。69年には2枚目「Timeless」がリリース。これはぐっとソフロ色が濃いポップな出来で、prodはゲイリー・パクストン。aはこの1枚目と2枚目の2in1。bはTowerを離れLibertyに移ったところまでのレア音源集(Gear Fabからのリリース)。