Family(ファミリー)

a■■Music In A Doll House('68)
b■■Family Entertainment('69)
c■■■A Song For Me('70)
d■■Anyway('71)
e■■Fearless('71)
f■■Bandstand('72)

Bandstand

Bandstand

g■It's Only A Movie('73)
h■■Best Of('74)
英ロックのリトマス試験紙とも言われるロジャー・チャップマンの塩辛声をフィーチャーしたファミリーは、基本線はR&B寄りのパブ・ロック。チャップマン、チャーリー・ホイットニー(g)、ジム・キング(sax)、ロブ・タウンゼンド(ds)、リック・グレッチ(b,vn)というのがaのラインナップ。デイヴ・メイスンのprodでフォーク・ロック、サイケっぽい部分あり。すでにこの時点でチャップマンのvoは演劇的でもあった。bを最後にグレッチとキングが辞めポリ・パーマー(b,kb,perc)、元アニマルズのジョン・ワイダー(b,vn,vo)が参加。eではワイダ―に代わりジョン・ウェットンモーグル・スラッシュから参加。一般的には暗くヘヴィな"Burlesque"の入った変形ジャケのfが知られているが、cdeも悪くはない。パーマーが辞めトニー・アシュトンが参加した最終作g(Reprise傘下に設立したRaftからリリース)は極端に落ちるが。初めて聞いたのはhだったけど最初は全然ダメで、だいぶ経ってから何かいけるかも…となったのである程度好きになるには時間がかかるかも。解散後チャップマン、ホイットニーはストリートウォーカーズを結成。