Foghat(フォガット)

a■Live('77)

ライヴ+1(K2HD/紙ジャケット仕様)

ライヴ+1(K2HD/紙ジャケット仕様)

b■Best Of(')
c■Best Of Vol.2(')
フォガットはアメリカで成功を収めたが、元々はサヴォイ・ブラウンとブラック・キャット・ボーンズという2つのブリティッシュ・ブルーズ・ロック・バンドのメンバーが集まって結成された。当初から活動の拠点をアメリカに置いていた様で、72年のデビュー作は、デイヴ・エドモンズのprodで、レーベルは米ベアズヴィルだった。ルーツにはブルーズがあるものの、非常に乾いたハードロック〜ブギーを展開。最大のヒットとなった75年の「Fool For The City」からは、"Slow Ride"のヒットも生まれた。この粘ついたスライドgが実に乾いたタッチで、アメリカのAM局に大いに受け入れられた感じ。但し本国イギリスではさっぱりだったようだけど。タイトル曲は"Slow Ride"ほどではないが、疾走感を持つ大陸的なノリのロックンロール。いわゆるドライヴィング・ミュージックとしてこれほど痛快なものはない。prodはアメリカン・ドリームのメンバーで、ベアズヴィル・スタジオのエンジニアを務めたニック・ジェイムソン。