blues#2

Live

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■Mean Town Blues / Johnny Winter And
アメリカのブルーズ・ロックというと、ジョニー・ウィンターの名前は一般的には早く挙がってきそうですが、僕の場合この人のことを忘れてることも多いのです。デビュー作はストレートなブルーズ、弟エドガーと組んだ2枚目はR&B、ジャズからの影響も感じられました。そして71年の3枚目は、マッコイズのリック・デリンジャーがprodで、マッコイズをバックにした「ジョニー・ウィンター・アンド」という新バンドを率いてのもの。ウィンター(g,vo)、デリンジャー(g)、ランディ・ジョー・ホブス(b)、ランディ・ゼリンガー(ds)の4人組で、このメンバーによるライヴ盤がフィルモアなどで録られた「Live」です。dsはボビー・カルドウェルに代わっています。77年のCBSソニー10周年を記念した廉価盤シリーズでは、ジョニー・ウィンター・アンドの2枚が、エドガーは「Road Work」と「Shock Treatment」が選ばれてますが、なんせ洋楽聞き始めの時期だけにどれもジャケットがすごく印象的でした。さてJWAのライヴですが、ほとんどがロックンロールのスタンダードで、この辺がなんとなく疎遠な理由でもあるわけです。"Mean Town Blues"は、ウッドストックでもやってた超絶のブギで速い速い!