day#2

Fountains of Light

Fountains of Light

■Dawning Of The Day / Starcastle
中学の頃やたらシンセの音に惹かれてた時期がありました。ちょうど僕にとってプログレ入門に重なる頃です。そんな頃に出会ったのがスターキャッスル。地元のレコード屋で「Fountains Of Light」('77)のジャケットと帯を飽きるほど眺めてました。実際に音を聞いたのはずいぶん後になってからだったと思います。
さてカナダ出身のいわゆる「アメリカン・プログレ」の範疇に入るスターキャッスルですが、イエスからの影響をもろ受けています。REOスピードワゴンの初期のメンバーだった、テリー・ラットレル(vo)、ステファン・ヘイグラー(g,vo)、マシュー・スチュワート(g,vo)、ハーブ・スキルト(kb,syn)、ゲイリー・スターター(b,syn)、ステファン・タスラー(ds,vo)の6人組で、76年の「Starcastle」に続くこのセカンドでは、クィーンを手掛けたロイ・トーマス・ベイカーがprodを担当しています。めくるめくsynの使い方は、いわゆるプログレの王道で、親しみやすいメロディーが乗っかり、テクニックをひけらかす部分もちゃんとあって、よく勉強してるなあって感じ。
どの曲もメドレー形式でつながっているので、なかなか評価の対象になりにくいですけど、"Dawning Of The Day"は、確かにいいメロディーだ。