park#3

Chicago 5

Chicago 5

■Saturday In The Park / Chicago
5枚目にしてやっと1枚もの(1〜3枚目は2枚組、4枚目のライヴは4枚組)となったシカゴの72年作は、バンド初の#1となったもの。力強いブラス・ロックとメロディアスなポップ曲という2本の構造は変わらず。いろいろ聞いてみたけどどうしてもこのバンドはなじめないのでしょうがない。ただしいくつかのシングル曲は大好きだけど。独立記念日の光景をうたったこの曲は、公園に集う人々のハッピーな表情やら、気のおけないムードを醸し出す一方、"Children all is not lost、all is not lost"の一節にナショナリズムの影を見たりと深読みもできるけど、まあいいでしょう。作者とリードvoはロバート・ラム。