story#2

Introducing Eddy & the Falcons

Introducing Eddy & the Falcons

■This Is The Story Of My Love / Wizzard
動く姿を長い間見られなかった日本のポップスファンにはウイザード=グラム・ロックというのは納得いかないかもしれないけど、百聞は一見にしかず。しかしこのメイクのセンスって何かのアンチテーゼなんだろうか?音は最高、見た目最悪というのはロイ・ウッドの音楽そのものです。
全英#1ヒットを連発し向かうところ敵なしだった73年のロイ・ウッドですが、さすがに飽きられてのか74年に入るとチャート・リアクションも下火に。ウィザード名義、ソロ名義やってることは同じで、74年レーベルをWarner Brosに移しての「Introducing Eddy & The Falcons」は、架空のロックンロール・バンド、エディ&ザ・ファルコンスを演じてのもの。まあ誰でもやってみたくなる試みなんでしょう。ここからのシングル"This Is The Story Of My Life"(#34UK)は悪くないポップス。