恐怖のショック療法

恐怖のショック療法(紙ジャケット仕様)

恐怖のショック療法(紙ジャケット仕様)

■Shock Treatment:The Edgar Winter Group
エドガー・ウィンター・グループの2枚目で74年にリリースされたもの。個人的には77年にCBSソニーのロック名盤*1の1枚として出た事でも思い出深い。前作ではロニー・モントローズがgを弾いていたが、ここではprodも兼ねていたリック・デリンジャー(g)が参加。とはいってもあくまでもgを弾くだけでそれほど出しゃばってはいない。むしろそれまで脇役だったダン・ハートマン(b,g,kb)が大きくフィーチャーされ共作を含めると11曲中8曲で作曲し、6曲で歌うという活躍ぶり。もともとポップな曲を書く人だったけど、ここではディスコっぽいものから、ポップなハードロック("Rock & Roll Woman"、"Maybe Some Day You'll Call My Name")、メロディアスなバラード("Sundown"は名曲だ)まで幅広い。

*1:サンタナとかアル・クーパーチェイス、マウンテン、ジャニス、マウンテン、シカゴ…当時の中学生からすると70's初期のニューロックはすごく大人な感じだった