囚われの天使

Captured Angel

Captured Angel

■Captured Angel:Dan Fogelberg
初めて聞いたダン・フォゲルバーグはなんだったかなあ。イーグルス一派のメロウなウエスト・コーストな音というイメージありましたが、実はイリノイ出身で、コロラドをベースに活動。70's半ばの一時期、LAのミュージシャンがコロラドに移住して一大コミュニティーができたことがあったけど、その中心はスティルスジョー・ウォルシュ、ポコのメンバーにこのフォゲルバーグでした。ほとんどの楽器ができるが故の器用貧乏ぶりは昔からありましたが、76年の3枚目「Captured Angel」では、ノーバート・プットナム(b)とアル・パーキンス(steel)以外はフォゲルバーグがプレイ。J.D.サウザーがコーラスを付けた"Next Time"は、カントリー・ロックの名曲ですけど、アコースティックな"Old Tennessee"(当時バックを務めていたフールズ・ゴールドもカヴァー)やら、派手なロック・ジャムの"The Last Nail"など聴きどころ満載。


"Comes And Goes"はすごく森の感じがします。