ベックマイヤー・ブラザーズ

ベックマイヤー・ブラザーズ

■Beckmeier Brothers
ベックマイヤー兄弟（スティーヴ(b,vo)、フレッド(g))というとグレッグ・オールマンが都会的なAOR,フュージョン,ブルー・アイド・ソウルに転じた「Playin' Up A Storm」('77)が印象的でした。元々バタフィールド・ブルーズ・バンドの｢Keep On Moving」('69)から派生した、フル・ムーンというバンドがあって、ブルー・アイド・ソウルとファンキー・ミュージックをミックスさせたような早すぎるバンド(7２年)だった。ニール・ラーセン(kb)をフィーチャーし、ラーセン＝フェイトン・バンドのルーツともいえるフル・ム−ン(ラーセンは、オールマンのフュージョン・サイドを担ったシー・レヴェルに参加後、グレッグの件のLPにも参加）の現代版とも言えるのが、79年にCasablancaからリリースされたベックマイヤー・ブラザーズの唯一のアルバム、「Beckmeier Brothers」。
"Rock 'N' Roll Dancin'"はなかなかの佳曲。